交通事故慰謝料が増額するわけ

どのくらいの慰謝料を受け取るのか

交通事故に遭って被害者になった人の心情としては、なるべくお金をかけないで適正な金額の慰謝料を受け取りたいと感じるのが本音である場合がほとんどです。近頃はインターネットを利用することが一般化していてキーワードを入力して検索すれと有益な情報を多く収集することができます。ですので交通事故の損害賠償金について正しい知識を仕入れることが可能です。

ところが被害者がどんなに詳細な知識を身に付けたとしても、適正な水準の金額の損害賠償金にまで増額させることは、ほとんどできません。

ですので仮に被害者が弁護士に相当する知識を習得した上で加害者が加入する自動車保険会社のスタッフと交渉したとしても損害賠償金が増額することは期待できまいということになります。

どうしてかというと、ほとんどの自動車保険会社は被害者に対して弁護士が代理人についていなければ適正な水準よりも大幅に少ない金額の損害賠償金しか提示しないという慣行が存在するからです。

損害賠償金の金額を増やすためには被害者が交通事故についての知識を習得することが必要な訳ではなく弁護士という肩書がある代理人が示談交渉に出てくることが必要だということになるわけになります

だいたいの目安として考えれば加害者が加入する自動車保険会社のスタッフは被害者に裁判を起こした場合に認定される損害賠償金の相場の、およそ50パーセントから60パーセントぐらいの金額しか提示しない場合がほとんどです。

被害者がどんなに努力して交渉したとしても増額は期待できないことになります。その一方で、加害者が加入する自動車保険会社に弁護士が受任通知を発行するだけで損害賠償金を提示する金額は相場の、およそ80パーセントから90パーセントぐらいにまで増えるのです。

とはいっても、受任通知を送付しただけでは裁判で認定される損害賠償金の相場には至りません。裁判を起こすことも考慮に入れて粘り強く示談交渉を行っていくことになるのです。

最終的な自動車保険会社から提示された損害賠償金の金額は、相場の水準とほとんど同じになるぐらいにまで増やしてもらうことができる場合がほとんどとなります。相場の金額で合意に至るまでにかかる期間は、およそ2ヶ月から4ヶ月ぐらいかかるのが一般的です。

法律事務所に支払う費用よりも増額される場合がほとんどなため、被害者だけで示談に応じてしまわないように冷静になって交通事故の示談交渉に実績がある法律事務所に相談するのが良い方法になります。

損害賠償には相場が存在する

交通事故では明確な損害賠償金の相場が設定されているのです。怪我を治療する精神的な苦痛に対する傷害慰謝料の相場は入院や通院した期間に応じた一定の金額となり、後遺障害慰謝料に関しては等級に応じた相場が決められています。

示談交渉の代理人に弁護士を選出したときには相場に相当する損害賠償金を受け取ることはできますが、示談交渉だけで相場を超えるような金額の損害賠償金を受け取ることは、とても困難です。

自動車保険会社は裁判を起こしたときよりも高額な損害賠償金の金額を認めることは、ほとんどないからというのが理由になります。

ですので損害賠償金を相場以上の金額にまで増額させるためには裁判を起こすことが必要です。とはいっても裁判を単純に起こすだけでは損害賠償金を増額させることは、やはりまだ困難なこととなります。

まず相場よりも高額な損害賠償金を請求することが前提です。レアケースとして請求した金額よりも高額な損害賠償金を認定してくれる裁判官も存在しますが温情だけに頼るとリスクを伴います

明確に具体的な損害賠償金を増額する必要がある理由を主張して立証していくことが求められるのです。慰謝料を含めた損害賠償金を増額する理由として立証できるものは場合によって変わってくるため弁護士と相談する必要があります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする